ホスト・ストレージ使用量の分析
Ops Insightsでは、現在のストレージの使用状況と可用性、および個々のホストと複数のホストにわたる既存のファイルシステムに関するトレンド、インサイトおよび予測を表示できます。
使用可能なストレージ使用率の分析
ホストのストレージ使用率を分析するには、Host Capacity Planningアプリケーションを使用して、1つ以上のホストにわたる詳細情報を表示および比較します。ホスト・サマリー・ページでは、ストレージ・インサイト、上位ストレージ・コンシューマ(フィルタ: 使用状況[TB]、使用状況変更[%]、使用率[%])およびストレージ使用状況のトレンドに加え、変更および使用状況のサマリーを表示できます。
Opsインサイトが有効なすべてのホストにおけるストレージ容量の使用状況の完全なビューを表示するには、左側のナビゲーション・メニューの「ホスト」の下にある「ストレージ」をクリックします。
デフォルトでは、各ホストの包括的なストレージ使用量情報が表示されます。これにより、ホスト間でリソース使用率を比較し、十分に使用されていないリソースまたは過度に使用されているリソースのあるサーバーを特定できます。多数のホストがある場合は、ホスト表示名を使用して検索できます。
- コンパートメント: サーバーのコンパートメントの場所。
- プラットフォーム・タイプ: 次のプラットフォームがサポートされています。
- Linux(Ubuntuを含む)
- Solaris
- Windows
- zLinux
- AIX
- HP-UX
- 使用状況(TB): 使用されているストレージ容量(TB単位)を表します。
- 割当て(TB): 特定のホストに割り当てられるストレージ容量(TB単位)。
- 使用率(%): 現在使用されているストレージ容量の合計量の割合。
- 使用量の変化(%): ストレージ容量の使用量の変化の合計デルタ割合。
- Opsインサイトの状態: ホストの現在の状態は、ホストの状態に応じて有効、無効または終了になります。
トレンドおよび予測ストレージ使用量の分析
ストレージ使用量(インサイト)表からホストを選択すると、ストレージ使用率、およびそのホストのトレンドと使用量の予測を表示できます。または、「ファイルシステム」で内訳を指定して、そのホストで実行されているすべてのファイルシステムのトレンドおよび予測分析を表示することもできます。
デフォルトでは、トレンドと予測は線形回帰を使用して計算されます。より高度な分析のために、Ops Insightsで機械学習を使用してトレンド分析と予測を行うことができます。
未割当て記憶域
ストレージ使用状況(インサイト)表からホストを選択すると、ホストの未割当てのストレージを表示できます。ホストを選択すると、「未割当て領域」表にスクロール・ダウンします。この表には、割り当てられていない領域を持つすべてのディスクが表示されます。これは、パーティションまたはファイルシステムに割り当てられていない領域を意味します。割り当てられていないストレージを持つディスクがない場合、この表にはディスクは表示されません。
- 未割当て領域(TB): 特定のホストのファイルシステムまたはパーティションに割り当てられていないストレージ容量(TB単位)。
- 割当て(TB): 特定のホストに割り当てられるストレージ容量(TB単位)。
- 使用率(%): 現在使用されているストレージ容量の合計量の割合。
- 合計サイズ(TB): テラバイトで表されるディスクの合計サイズ。