Autonomous Databaseは、Simple Oracle Document Access (SODA) for RESTをサポートしています。
SODA for RESTの使用の概要 SODA for RESTは、JSONドキュメントをデータベースに保存するために使用できる事前にデプロイされたRESTサービスです。
SODA for RESTを使用した発注書サンプル・データのロード Oracleでは、JSON発注書の大量のドキュメント・セットをプレーンテキスト・ファイルPOList.jsonにオブジェクトのJSON配列として用意しており、各オブジェクトはドキュメントを表します。
OAuthクライアント資格証明によるSODA for RESTの使用 Autonomous Databaseでは、OAuth認証を使用してSODA for RESTにアクセスできます。アプリケーションによっては、OAuth認証を使用してSODA for RESTにアクセスすると、パフォーマンスおよびセキュリティが向上することがあります。
SODA for RESTは、次のURLパターンでORDSにデプロイされます(schemaはREST対応のデータベース・スキーマに対応しています)。
/ords/schema/soda/latest/*
次の例では、cURLコマンドライン・ツール(http://curl.haxx.se/)を使用して、RESTリクエストをデータベースに送信します。ただし、他のサード・パーティのRESTクライアントおよびライブラリでも機能します。この例では、REST対応のデータベース・スキーマADMINを使用します。cURLコマンドを使用したSODA for RESTは、Oracle Cloud Shellから使用できます。
次のコマンドは、"fruit"という名前の新規コレクションをADMINスキーマに作成します:
> curl -X PUT -u 'ADMIN:<password>' \
"https://example-db.adb.us-phoenix-1.oraclecloudapps.com/ords/admin/soda/latest/fruit"
次の例では、cURLコマンドライン・ツール(http://curl.haxx.se/)を使用して、RESTリクエストをデータベースに送信します。ただし、他のサード・パーティのRESTクライアントおよびライブラリでも機能します。この例では、REST対応のデータベース・スキーマADMINを使用します。SODA for RESTを使用するには、Oracle Cloud ShellからcURLコマンドを実行します。
次のcurlコマンドを使用すると、SODA for RESTでAutonomous Database上のコレクションpurchaseorderにこのサンプル購買オーダー・データ・セットをロードできます:
curl -X GET "https://raw.githubusercontent.com/oracle/db-sample-schemas/master/order_entry/POList.json" -o POList.json
curl -X PUT -u 'ADMIN:password' \
"https://example-db.adb.us-phoenix-1.oraclecloudapps.com/ords/admin/soda/latest/purchaseorder"
curl -X POST -H -u 'ADMIN:password' 'Content-type: application/json' -d @POList.json \
"https://example-db.adb.us-phoenix-1.oraclecloudapps.com/ords/admin/soda/latest/purchaseorder?action=insert"