Oracle定義ソースのカスタマイズ

ソースの管理ページを使用して、既存のOracle定義ソースまたはカスタム・ソースを編集できます。ニーズに応じてより適切に動作するように、Oracle定義ソースの構成を拡張できます。Oracleから提供されているコンテンツを無効にして、独自のコンテンツを追加できます。

Oracle定義ソースを複製して編集するのではなく、Oracle定義ソースを編集してカスタマイズすることをお薦めします。複製および編集された新しいソースでは、将来のOracle更新が取得されません。

Oracle定義のエンリッチメントと、テナンシのOracle定義ソースで行ったカスタマイズの組合せは、テナンシの新しいソースになります。Oracleがソースの更新を提供した場合、それらの新しい更新は、追加した拡張構成とともに存在します。

管理エージェントでログ収集を有効にするには、ソースを1つ以上のエンティティに関連付けます。新しいソースとエンティティのアソシエーションの構成を参照してください。

Oracle定義ソースをカスタマイズする場合、次が可能です:

  • 使用するパーサーのオーバーライド

  • Oracle定義の包含および除外パターン(ファイル、odlの場合)、リスニング・ポート(syslogの場合)の無効化

  • 包含および除外パターンまたはリスニング・ポートの追加

  • データ・フィルタの追加

  • Oracle定義の拡張フィールド定義の無効化

  • 拡張フィールド定義の追加

  • Oracle定義のラベル定義の無効化

  • ラベル定義の追加

ただし、元のOracle定義ソースで定義されている名前、説明およびエンティティ・タイプは変更できません。

ソースの編集

既存のソースを変更して独自のユース・ケース用にカスタマイズしますが、編集時にデータ・フィルタ、ラベル、拡張フィールド、他のパーサーの依存関係などの依存性を必ず考慮してください。

  1. ナビゲーション・メニューを開き、「監視および管理」をクリックします。「ログ・アナリティクス」で、「管理」をクリックします。「管理の概要」ページが開きます。

  2. 管理リソースが、左側のナビゲーション・ペインの「リソース」の下にリストされます。「ソース」をクリックします。

  3. 編集するソース・エントリの横にあるメニュー・アイコンをクリックし、「編集」を選択します。

    「ソースの編集」ページが表示されます。

  4. ソース定義を変更し、「保存」をクリックします。

Oracle定義パーサーのオーバーライド

Oracle定義ソースでは、デフォルトのファイル・パーサーがすでに指定されています。使用するOracle定義パーサーをオーバーライドする場合、またはログにパーサーを適用する順序を変更する場合、次のステップに従います:

  1. 「ファイル・パーサー」「特定のパーサー」で、「カスタム」をクリックし、「パーサーの選択」領域をクリックします。

  2. パーサーの名前からいくつか文字を入力して、提案のリストを取得します。パーサーを選択します。

    複数のパーサーを含めるには、選択プロセスを繰り返します。このカスタマイズで作成したパーサーを含めることもできます。パーサーは、ログに適用するのと同じ順序で指定してください。

ログ・ファイルがわずかに異なる場合は、前述のステップに従ってソースをカスタマイズします。それ以外の場合は、新しいソースを作成します。

重要: データ・エンリッチメントの依存関係があるため、選択した新しいパーサーに、古いパーサーと同じ出力フィールドがあることを確認してください。