バックアップからのAutonomous Databaseのクローニング
Autonomous Databaseをクローニングするためのクローン・ソースとしてバックアップを選択するオプションを示します。
必要に応じて、次の前提条件ステップを実行します:
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Oracle Cloudの横にあるをクリックして、Oracle Cloud Infrastructureコンソールを開きます。
- Oracle Cloud Infrastructureの左側のナビゲーション・メニューで「Oracle Database」をクリックし、ワークロードに応じて「Autonomous Data Warehouse」、「Autonomous JSON Database」または「Autonomous Transaction Processing」のいずれかをクリックします。
Oracle Cloud Infrastructureコンソールでは、新しいデータベースが使用可能になるまでは「状態」に「プロビジョニング中...」と表示されます。
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ソース・データベース上で進行中のバックアップからのクローニング操作がある場合、進行中の操作が完了するまで、クローニングされている同じバックアップ上で新しいクローン操作を開始できません。したがって、特定のバックアップ(たとえば、特定のタイムスタンプ、またはバックアップのリストから選択した特定のバックアップ)から同時に2回クローニングすることはできません。
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外部表、パーティション化された外部表およびハイブリッド・パーティション表の外部パーティションについては、バックアップにオブジェクト・ストアに存在する外部ファイルは含まれません。したがって、バックアップからのクローニング操作では、外部表に関連付けられた外部ファイル、外部パーティション表、またはハイブリッド・パーティション表の外部ファイルを必要に応じてバックアップおよびリストアするのはユーザーの責任です
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バックアップからのクローニングでは、ソース・データベースのOracle Machine Learningワークスペース、プロジェクトおよびノートブックは、新規データベースにクローニングされません。
クローニングの詳細は、「Autonomous Databaseのクローニングに関するノート」を参照してください。
APIの使用の詳細は、Autonomous Databaseのクローニングを参照してください。
- 最新バックアップからのAutonomous Databaseのクローニング
最新のバックアップからクローニングを選択すると、最新のバックアップがクローン・ソースとして選択されます。このオプションは、データベースが使用できなくなった場合や、最新のバックアップに基づいてクローンを作成する場合に何らかの理由で選択できます。
最新のバックアップからのAutonomous Databaseのクローニング
最新のバックアップからクローニングを選択すると、最新のバックアップがクローン・ソースとして選択されます。このオプションは、データベースが使用できなくなった場合や、最新のバックアップに基づいてクローンを作成する場合に何らかの理由で選択できます。
「バックアップからのAutonomous Databaseのクローニング」のステップに従って、「クローン」ソース領域で、「バックアップからのクローニング」および「クローニングする最新のバックアップ・タイムスタンプの選択」を選択して、データベースのバックアップおよびログ・バックアップからAutonomous Databaseインスタンス(クローン・ソース)で使用可能な最新のバックアップ・データをリカバリするクローンを作成します。
Autonomous Databaseがクローンのプロビジョニングを完了したら、ビューdba_pdbs
を問い合せて、last_recover_time
列およびlast_recover_scn
列を確認します。これらの列には、保存されたタイムスタンプと、クローニングされたデータベースが作成されたデータの保存されたSCNが表示されます。
たとえば:
SELECT last_recover_time, last_recover_scn FROM dba_pdbs;