timecluster

このコマンドを使用して、時系列チャートが互いにどの程度類似しているかに基づいてグループ化します。

構文

timecluster [<timecluster_options>] <stats_function> (<field_name>) [as new_field_name] [, <stats_function> (<field_name>) [as new_field_name]]* by <field_name> [, <field_name>]*

パラメータ

次の表に、このコマンドで使用されるパラメータとその説明を示します。

パラメータ 説明

timecluster_options

このパラメータを使用して、データをバケットに配置する方法を指定します。このパラメータに許可される値は、[span = <int><timescale>] [field = <field_name>][maxvalues = <limit>][name = <chart_name>]の形式に従う必要があります。

span

このパラメータを使用して、時間に基づいたスパンの長さによって各バケットのサイズを設定します。このパラメータに許可される値は、<int><timescale>というフォーマットに従う必要があります。

timescaleパラメータを使用して、バケットのサイズ設定のための時間を指定します。このパラメータに指定できる値は、<sec><min><hour><day><week><mon>のいずれかである必要があります。

timescaleの構文:

sec: このパラメータに許可される値には、ssecsecssecondおよびsecondsが含まれます。

min: このパラメータに許可される値には、mminminsminuteまたはminutesが含まれます。

hour: このパラメータに許可される値には、hhrhrshourおよびhoursが含まれます。

week: このパラメータに使用できる値には、wweekおよびweeksが含まれます。

mon: このパラメータに使用できる値には、monmonthおよびmonthsが含まれます。

field

フィールドにはタイムスタンプ値が必要です。指定しない場合、Start Timeが使用されます。

maxvalues

関数に対して返される集計値の数を減らします。

name

チャートに表示する名前。

ノート

statsコマンドに関連付けられているファンクションは、timeclusterコマンドでも使用できます。ファンクションの詳細およびコマンドでファンクションを使用する例は、statsを参照してください。

一般的なシナリオでこのコマンドを使用する例は、次を参照してください:

次の問合せは、時間系列パターンをエンティティ別にクラスタ化します。

* | link Entity, Severity | stats sum('Content Size') as 'Content Size' | timecluster avg('Content Size') by Entity

次の問合せでは、致命的なログについてのみ、時間系列パターンをエンティティ別にクラスタ化します。

* | link Entity, Severity | stats sum('Content Size') as 'Content Size' | addfields [ * | where Severity = fatal | timecluster avg('Content Size') by Entity ]